わずかな年金から保険料天引き
生存権奪う「後期高齢者医療制度」
4月7日の参院予算委員会で、小池晃参議院議員が「後期高齢者医療制度」の問題で質問しました。年金支給額は減らしているのに、保険料は強制的に年金から天引きする後期高齢者医療制度の問題点を告発し、天引きの中止と制度の中止・廃止を強く迫りました。 →しんぶん赤旗の記事生存権まで奪う年金天引きの中止を!
4月に実施された後期高齢者医療制度では、月額1万5千円しか年金が支給されていないお年寄りまで、保険料の天引き対象にしています。高齢者世帯では、6割が年金収入のみで生活しておられます。「わずか月1万5千円まで天引きの対象にするのは、『健康で文化的な最低限度の生活』を保障している憲法25条に違反する」という、小池議員の迫力の追求に、舛添厚生労働大臣は、「もし憲法25条の定め(る水準)にいかないなら、生活保護という手もある」と答弁。とても、厚生行政を預かる大臣の答弁とは思えません。「もし・・・」という言い方からは、「生存権は守られている」とはとても言えない制度だということを、彼ら自身も認めざるをえないのだろうと感じました。小池議員は、「最終的に生活保護に落とし込む制度設計がそもそも憲法違反だ」と批判しました。まったく、その通りだと思います。生活保護という制度の意味を、まったく履き違えていると感じます。「こういうのを、『おためごかし』と言う!」
また、舛添厚生労働大臣が、「年金から天引きすることは、払う方にとっても利便性、効率性がある」と答弁したのに対し、小池議員が「取りたてる側の利便性だ。こういうのを『おためごかし』というのだ」と批判したのは、痛快でした。高齢者の生存権まで奪う「年金天引き」はただちに中止するしかありません。そして、「後期高齢者医療制度」そのものも廃止するしかありません。世論を急速に広げ、1日も早く中止・廃止させるために力を合わせていきましょう。【08年04月08日】



