一時保護施設入所で年越しのめど 新宿で出会った男性
一時保護施設入所で年越しのめど
新宿西口の街頭労働相談で出会ったホームレスの男性
12月26日朝8時半、一昨日の夜に新宿駅西口で出会った65才の男性と渋谷駅ハチ公前で合流し、共産党東京都委員会青年学生部長の田川豊さん、街頭労働相談に参加してくれた学生さんと渋谷区役所に向かいました。前日、田川さんと、しんぽ久美子渋谷区議が同行し、相談に来たときには、一時保護施設はいっぱいで入れないとのことでした。また、ある程度所持金があるため、現状のままでは援助できないので、所持金が少なくなってから再度相談をということだったため、この日再度区役所に行きました。
保護施設に特別の入所枠が広がったというFaxが朝一番で届いていたので、これから当たってみるとのこと。しばらく待っていると、「今日、入れることになりました」と報告されました。
田川氏によると、前日最初に相談したときは「親戚がいるなら親戚に相談するのが筋」という対応だったそうです。男性は気弱で無口なかたで、とても反論できるような状況ではなかったため、しんぽ区議と田川氏が区としての対応をくり返し強く求め、窓口での対応が変わったそうです。田川氏も「(保護施設に)入れて、本当によかった。ほっとして力が抜けました。」と言っておられました。私も本当によかったと思う一方、全国でどれほどの方が誰にも相談できずに1人で悩んでおられるのか、また窓口で追い返されているのかと考えると、本当に胸が痛くなりました。
待合室待っている間にも、路上生活者と思われる方々が次々に窓口を訪れ、クラッカーを受け取って行かれる姿が見られました。30代〜50代ぐらいの方が多かったのですが、20代の若い方もおられました。「この国に暮らすすべての人々が希望をもって生きていける社会をつくるためにもっともっと頑張りたい!」と決意を新たにしています。
以下、しんぶん赤旗の記事(首都圏版)を紹介します。
街頭相談 谷川比例候補が声をかけ
一時保護施設に入所
ホームレス救った 党都委と民青同盟
日本共産党東京都委員会と日本民主青年同盟都委員会が二十四日に新宿駅西口で取り組んだ街頭労働相談がきっかけで、ホームレスの男性(65)が東京都の緊急一時保護施設に入ることができました。
この男性は街頭労働相談の時、谷川智行衆院比例候補の前を行ったり来たりしていました。谷川氏が声をかけると、男性は「所持金が五万円ぐらいしかなく、カプセルホテルを渡り歩いている」と語りました。
工務店の大工だったという男性。会社が借り上げたマンションの部屋に三、四人で住んでいましたが、十月に解雇されました。その後、ビジネスホテルやカプセルホテルを転々とし、貯金が底をついてしまいました。
「見通しもないから、死に場所を探している。四十年間年金も払ってきて月三万円出るけど、住民票がないから年金をもらえない。六十五歳だからどこも雇わないし、アパートも貸してくれない」。男性は谷川氏にとつとつと語りました。
相談の結果、「あした、いっしょに共産党の区議のところに行こう」と約束。翌日、男性は田川豊党都青年学生部長、新保久美子区議とともに、渋谷区役所に相談しました。二十六日には谷川、田川両氏、街頭相談に参加した学生が男性に同行し、区役所と話し合い、都と特別区が設置するホームレスの社会復帰施設「緊急一時保護センター」に入れることになりました。同センターで約二週間、食事の提供を受けながら今後の生活を立て直す方策を考えていくことになります。
谷川氏は「男性の年越しのめどが立って本当によかった。どうしたらよいか分からずに独りで悩んでいる人が、まだどれほどいるかと思うと胸が痛みます。こうした人を助けるため、政治と行政の責任が大きいと痛感します。私も街頭で『独りじゃない』と呼びかけ、連帯の輪を広げていきたい」と語ります。
(2008年12月28日「しんぶん赤旗」首都圏版)



