介護現場を訪問し懇談
特養ホーム、訪問介護事業所を訪問
8月27日(水)は、田村智子参院東京選挙区候補、鈴木おさむ衆院東京25区候補、奥富喜一福生市議とともに福生市内の介護施設や事業所で実態を伺い、懇談させていただきました。
この日うかがったのは、特別養護老人ホーム・ヨコタホーム、同じく特別養護老人ホーム・第2サンシャインビラ、そして訪問介護事業所「すずらん」。第2サンシャインビラの田村千江子施設長は「154床と比較的大きな特養ホームなので経営を維持していますが、06年の介護報酬引き下げによって施設全体で1千万円以上の収入減となっています」と語り、併設しているデイサービス部門についても「入浴サービスは利用者1人に2、3人の介助者がついて30〜40分かかりますが、介護報酬は500円(利用者負担は、50円)。燃料代も高騰し、水道代などもかかります。こういうところをぜひ見直してもらいたい」と話してくださいました。
「すずらん」では、林鈴子代表と懇談させていただきました。林さんは、自宅を事務所に使うなど経費の大部分を個人の持ち出しにして何とか事業を維持しておられますが、低賃金による人材不足や、近隣自治体で介護事業所が次々と閉鎖される現状に「このままでは在宅福祉部門はなくなる」と危機感を募らせておられます。「利用者の3分の2は生活保護の独居者で入院時には保証人になる人がいないため私が保証人になることもありますし、支払いを一部肩代わりすることもあります」と現状を話してくださいました。また、「ケアプランを立てた利用者のうち1割以上は他の事業所のヘルパーを利用しないと介護保険から給付が減額されてしまうのですが、引き受けてくれる事業所を探すことが困難な状況です」と制度の見直しを強く訴えておられました。
私も往診に伺ったり、ケアマネさんや看護師さん、ヘルパーさんとカンファレンスを行ってきたことがあり、在宅の患者さんを支える介護の現場が深刻な事態になっていることは実感していましたが、様々な事情をかかえ他の事業所がなかなか受け入れられないような利用者を支えておられる林さんの活動を知り、事態の深刻さを改めて痛感しました。また、もっとも困難な状況におかれた方々を支えようと人生をかけて活動しておられる林さんの姿に心を打たれました。
来年度の介護保険見直しに現場のみなさんの声を反映させ、抜本的な改善を何としても勝ち取るために全力をつくそうと、決意を新たにしました。



