猛暑のなか往診
高齢者を支える政治を実現したい
7月28日(月)は、午前中は杉並区内で11件往診、その後中野区の病院で勤務しました。
往診先では、さまざまなことを考えさせられます。2人で何とか支えあってくらしておられる80代のご夫婦。入ったとたん汗が噴き出すほど暑い部屋でくらしておられます。病気のことや薬のこと、食事や水分、部屋の温度管理など、話したいことはたくさんあります。一つひとつ丁寧にお話しますが、どれだけ理解していただけたかな?、熱中症にならないかな?と心配です。
古い都営住宅に一人暮らしの70代の男性。結核の治療のため長期間の入院生活を終え、退院してこられました。糖尿病もあり食事の管理も必要ですが、最近はあまりの暑さに参ってしまい、食事が思うように摂れません。いついっても布団の上に寝ておられます。砂糖入りのアイスコーヒーと水しかのどを通らないようです。あまり風の通らない部屋には扇風機もありません。脱水のため、数日おきに点滴をしています。入院を勧めていますが、長期入院のトラウマ?のためか、入院はしたくないとのこと。この日は結核の治療のため清瀬の病院へ行かなければならない日でした。「だるくて動きたくない」という患者さんを励ましながら、何とかしてあげられないのだろうかと心が痛みます。
戦後の日本を支えてこられた高齢者の方々が、毎日を必死で生きておられます。福田首相は、こういう方々のくらしの実態を知るべきだと思います。知るだけではなく、肌で感じるべきだと強く思います。
ひと握りの大企業の利益を優先しながら社会保障を削る政策をただちに改め、高齢者の方々を支える政治へ、政策を大本から転換することがどうしても必要だと感じます。「高齢者を支える国」「人間を大切にする国」は、若者たちにも希望を与えると確信しています。



